旭市庁舎
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オンリーワンの庁舎
市民に親しまれ、愛されるオンリーワンの庁舎を目指しました。
旭市は九十九里平野の東端に位置し、市域のほとんどが平地で見渡す限りの水平線・地平線が旭市の風景を形作っています。建物のボリュームを低層・中層・高層と徐々にオフセットさせると共に、水平ラインを強調する二重庇を設けることで、風景に呼応する伸びやかでおおらかな”旭市らしい“外観としました。
建物は休日開放される待合ロビーや市民ホールを中心とした開かれた低層階、効率的に業務を行えるコンパクトな中層階、シンボルとなる造形的な高層階の3層にゾーニングを分け、それぞれ旭の大地・風景・天空をモチーフとして内装・外装計画を行い、来庁者がぬくもりや安らぎを感じられるよう、仕上材には自然素材を多用しています。
執務スペースは各階とも中央に集約することで、部署間の連携を高めると共に、窓口カウンターを外周側に配置することにより、来庁者が市の恵まれた風景を感じられることを意図しています。
執務スペースの中央集約化によるペリメーターの空調負荷低減や、待合ロビーの吹抜を利用した重力換気・自然採光、高効率機器の採用などによりZEB Orientedを達成しました。
建築主 | 旭市 |
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所在地 | 千葉県旭市 |
構造 | 鉄骨造 一部鉄筋コンクリート造 |
階数 | 地上6階 地下1階 |
延床面積 | 12,821.49㎡ |
竣工年月 | 2021年3月 |
掲載 | 『近代建築』2021年5月号掲載 |
撮影 | エスエス東京 |