新たな地域の拠点となる施設
農協支店の現地建替計画です。
小田急線狛江駅からほど近く、幹線道路に面した好立地を活かし、新たな地域の拠点となる施設を目指した中で『「小さな居場所」の「大きな集い」から「新たなつながり」へ』をコンセプトとし設計を行いました。
支店を構成する金融店舗・生鮮店舗・経済店舗をそれぞれ1階で独立した店構えとし、それらの中心に”まちなか広場“と呼ぶ中庭を設けることで「小さな居場所」をつくり、組合員様・地域の方々・職員の活動拠点となる諸室を回遊性のあるロの字型の2階で結ぶことで「大きな集い」としました。
さらに白いタイルで覆われた外壁・特色あるJAマインズの統一ロゴで構築された発信力のある外観と”まちなか広場”へ繋がる開かれた1階により、地域との「新しいつながり」を生み出す計画としました。
まちなか広場は切花や鉢花売り場として活用され、色とりどりの草花は街行く人々をお店へと導き入れます。
建築主 | マインズ農業協同組合 |
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所在地 | 東京都狛江市 |
構造 | 鉄骨造 |
階数 | 地上2階 |
延床面積 | 1,462㎡ |
竣工年月 | 2019年11月 |
撮影 | スズキスタジオ |