恩賜財団済生会
横浜市東部病院
- 医療
- 建築設計・監理
- インテリアデザイン
- ランドスケープデザイン
- 環境設計
地域に信頼される公設民営病院
横浜市「中期政策プラン」に基づき、市東部地域として不足する医療機能を充足し、市民が安心できる医療提供体制を確保するため、神奈川県済生会がその事業主体となり整備を行ないました。
救命救急センターを中心として、16の疾患別診療センターで「常に一歩先の医療」を小児医療からがん・心疾患・脳血管疾患等まで総合的に展開しています。救命部門と連携する動線計画を重視し関連部門を隣接・近接させているほか、疾患別診療センター構想に基づき、内視鏡センターと消化器・呼吸器系外来、生理機能検査と循環器系外来もそれぞれ隣接に配置し、機能的で効率性の高い計画としています。
病棟は看護動線の短縮とステーションからの見通し確保のため軸線を45°振った形態とすることで、外観上も特徴的な形態となっています。廊下端部を談話コーナーとして採光を確保し、明るく開放的な療養環境となるよう配慮しました。
建築主 | 神奈川県済生会 |
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所在地 | 神奈川県横浜市鶴見区 |
構造 | 鉄筋コンクリート造(免震構造) |
階数 | 地上10階 |
延床面積 | 56,409㎡ |
竣工年月 | 2006年11月 |
病床 | 554床(うち重心44床) |
備考 | 写真撮影:ミヤガワ |