那須赤十字病院
(旧 大田原赤十字病院)

  • 医療
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  • 環境設計

すべての利用者に優しい病院

栃木県北の基幹病院として患者さんのみならず、すべての利用者に優しい病院づくりを行いました。 患者、スタッフ等の各種動線を明確に分離すること、十分なスペースを確保し環境の変化に 柔軟に対応できる施設とすることに重点をおいた計画としています。建物は免震棟と耐震棟に分け、 主に患者利用のある部門を免震棟に配置し、建物を二つに分けることでコスト低減を図りました。

高度医療を提供する施設として、各種動線の分離と短縮を徹底し効率のよい部門配置としました。 また、患者サポートセンターやスタッフラウンジなど、患者さんやスタッフ、ご家族など、すべての利用者が快適に過ごせる空間を用意しています。 病棟の平面形状は軸線を45°振ったウイング型とし、看護動線の短縮と見通しの確保を両立させ、 看護環境の向上を図りました。

また、那須の豊かな自然と共生する施設を目指し、自然の力を最大限に活かす計画としました。病院建築としては初となるCASBEE「Sランク」の認証を取得し、 優良なサスティナブル建築として評価されました。

建築主 日本赤十字社
所在地 栃木県大田原市
構造 鉄筋コンクリート造(免震構造)
階数 地上10階
延床面積 40,052㎡
竣工年月 2012年5月
病床 460床

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