八戸赤十字病院

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患者さんが安心して利用できる環境

既存施設の老朽化に伴い、患者さんへの医療サービスの向上を目指し、現敷地内に既存本館に変わる新本館が計画されました。診療機能を維持しながら合理的かつ安全に計画を進めるとともに、既存施設との整合を計り、良質な患者サービスを提供できる病院を実現しています。

敷地内にある「オアシス」に5月咲く桜を院内のヒーリングアートやサインとして用いるほか、放射線診断部門の壁にも地域の草花をコラージュするなど、この地域で暮らす患者さんが安心して利用できる環境づくりを心掛けました。

コストの削減を図るため解体する既存建物の地下部分を残すとともに、建物の柱も列柱として一部残し外灯に利用することで、八戸赤十字病院の歴史を残す演出としています。また、災害時にも病院機能を維持するため、免震構造を採用し、災害に強い病院としました。

建築主 日本赤十字社
所在地 青森県八戸市
構造 鉄骨鉄筋コンクリート造(免震構造)
階数 地上7階 地下1階
延床面積 23,402㎡(全体33,410㎡)
竣工年月 2005年12月
病床 394床(全体434床)

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