ウオロク新潟総合物流センター
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最新のシステムを採用した物流センター
近年の配送システムの高度化、迅速化に加え、安心安全な衛生管理、食品の多様化に対応すべく三温度帯(常温・定温・低温)の物流センターが計画されました。
各棟をトライアングル配置とし、連続性の高い効率的な 人・物 の動線を実現しました。1WAYのトラック動線による安全な計画とするとともに、積雪対策として潤沢な井水による消雪機能を備えて冬季のBCP機能の強化を図っています。
衛生管理として消毒インターロッキング方式を採用し、セキュリティ・衛生管理を個々の運用に任せるのではなく、合理的な空間構成による確実化を図りました。
周囲に広がる水田の四季の彩りをインテリアのコンセプトカラーとし、「水田」の青、「田植え」の緑、「実り」の黄、「耕耘期」の橙を常温棟の壁、低温棟の床に表現しました。無機質になりがちな倉庫内を、有機的で鮮麗な空間とし、内部のアメニティを向上させています。
建築主 | 株式会社 ウオロク |
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所在地 | 新潟県新潟市江南区 |
構造 | 鉄骨造 |
階数 | 地上2階 |
延床面積 | 25,140㎡ |
竣工年月 | 2016年3月 |
撮影 | 有限会社サタケ |
備考 | 『近代建築』2017年2月号掲載 |